小学生時代の夏休みといえば、毎朝ラジオ体操に行き、朝食後に気持ちばかりの勉強(宿題)を済ませ、お昼くらいまで続く「夏休みマンガ大会」(TV)に釘づけだった記憶があります。中でも“チキチキマシン猛レース”が私のお気に入りでした。

ブラック魔王とその愛犬“ケンケン”が搭乗するゼロゼロマシーンは、毎回レース序盤に競技自体大きくリードをしますが、他車の妨害工作を仕掛けるが為に、最終的にその悪巧みは失敗に終わりレース結果は失格するというお決まりの展開でした。“ケンケン”が大好きだった私は、「妨害工作せず、そのまま走行すれば確実に優勝するのに…」と子供心にそう思って、いつもブラック魔王を憎んでいました。

「ウサギとカメ」という童話で、なぜウサギが負けてしまったのか…

ウサギの目標が「カメに勝つ事」だったのに対して、カメの目標は「ひたすらゴールを目指す事」だったから。

大人になってから、カメが勝利したこの理由を何かの本で読んだ時に「ブラック魔王が勝てなかった理由はこれだったんだ!!」と、この懐かしのアニメを思い出したことがあります。もしかしたら、“チキチキマシン猛レース”のテーマは「ウサギとカメ」だったのかもしれません(あくまで私見ですが・・・)。

この“チキチキマシン猛レース”には個性的なクルマがたくさん登場していました。

「ゼロゼロマシーン」「ガンセキオープン」「マジックスリー」「クロイツェルスポーツ」「タンクGT」「ポッポSL」「ギャングセブン」「ヒュードロクーペ」・・・

さて、今年の横浜ヒストリックカーデイのテーマ車は、“coupe”

当日のテーマ車たちの配置もほぼ決まりました!!

今でこそ、あまり耳にしなくなりましたが、元々クルマには馬車時代を受け継いだことから、様々な「形式名」があったようです。

“coupe”はその「形式名」のひとつです。クルマの形式名をテーマにしたのは横浜ヒストリックカーデイ7回目にして今年が初めてです。

「形式名」といった目線で、当日赤レンガ倉庫にお集まりいただきます個性的なクルマたちと、対話していただくのも、今年の「横浜ヒストリックカーデイ」の新しい楽しみ方かもしれません。

私は“古い車の絵を描こう”に参加いただく子供達と同様、あの“チキチキマシン猛レース”を観ていた「夏休みの少年の目」で、当日お集まりいただきます個性的なクルマたちを楽しみたいと思います。

izawa@事務局